2010 年 3 月 31 日

公立高校入試傾向

国語

従来は最も平均点の高い科目でしたが、昨年から難化の著しい教科です。今年もその傾向が見られました。詩や古文では本文自体が読み とりにくくなり、小説や説明文では文章自体は理解しやすいものの記述問題などが難しく、また記号問題もまぎらわしい選択肢が含まれている問題でした。また 裁量問題は昨年よりは解きやすい印象でしたが、相変わらず文章の難易度、文章量など時間内に解くには相当な力を必要とする出題でした。

数学

もともと平均点の低い科目でしたが、昨年から更に難易度を増しています。特に顕著なのは問題後半に出題される「関数」「図形」にお いてです。標準問題であっても相当な応用力を必要とします。一方、方程式の文章題は式を作りやすくなった感じがあります。しかし、いずれにしても単純な計 算問題はほとんど出題されず文章を読みながら解く問題が中心であり、普段から応用問題へ積極的に取り組んでいるかどうかが結果を左右する問題構成となって います。

社会

知識量が結果を左右する科目ですが、入試全体が難易度を増している中では安定した難易度を保っています。この科目をいかに得点するかが合格の鍵とな るので、これからも社会の強化は絶対必要です。しかし、出題される知識は幅広く受験直前に少し学習しただけでは合格ラインには達しないので計画立てて進め ていく必要があります。

理科

教科書に出ている基本事項を中心に出題していますが、全ての問題が実験・観察形式になっており、その実験を説明する文章量がとても 多いです。そのため短時間で出題者の意図する実験内容や結果を読み取る読解力が必要となります。また、その実験も学校で行なうものより一工夫されたものが 多く、暗記した知識を応用する力も必要となります。

英語

英作文や日本語訳などの記述する問題が多くなり確実な文章理解が要求されます。しかし標準問題では文章量は例年とそれほど変わらな いので教科書に出てくる単語と文法の理解、そして長文読解の練習の積み重ねで目標点は達成できる難易度であります。しかし、聞き取りテストが難易度を増し ています。話すスピードも速くなり、紛らわしい単語に出題のポイントが置かれるようになっています。また時間も10分ほどかかるため残り35分で3題の長 文を解く必要があり時間配分が最も重要な科目だともいえます。また裁量問題は文章量が600語程度と通常の2倍の文章量です。かなりのスピードと正確性が 要求されます。